地域に入り共に活動を行う際に、まず地域の人々との関係を構築するのを重視しています。
ワークショップを介して関係を構築し、プロジェクト創出に向けての第一歩を作り出していきます。
道東エリアリノベーションプロジェクトで行った順序や方法をご紹介します。

一次情報に触れる(実際に空き家を見る)

実際に利用するか、改修するかはおいておき、まず可能性のある空き家や町の状況を一緒に歩き見ていきます。
普段見慣れているものでも、新たな視点が入ることで期待感やモチベーションの創出につなげていきます。

何をやるかではなく、誰がやるかを意識したワークショップ

何をやるかも重要ですが、その際に忘れがちなのが、当事者意識をもって意見を述べることです。
当事者の想いを問いに変換し肩書きやセクターを超えてプロジェクト創出に向けワークを進めます。

既存のネットワークを大事にしながら新たな関係の構築

今までのネットワークでは知り得なかった人、話せなかった人が一つの場所に集まることで、徐々に関係が変化していきます。
実際にプロジェクトを起こそうとしている人や、それを応援したくなる人といったことを意識して一過性のワークショップに留めないようにします。

数回ワークショップを行いますが、改めて現地にいって実物を見ながら想像を膨らませたり、発表しながら多くの人に活動内容を知ってもらいます。

パイロットプレジェクト創出

定まってきたプロジェクトで行政と連携しながら、最後に事業者選定のプロポーザルを実施しました。
手を上げた事業者が力を振り絞り作った提案に対して、町の人々も審査に携わってもらいました。